闘争スキームと根津公子という人

背景は解らないところが多いが、

君が代斉唱不起立関係での中心人物の1人だろう。

元学校教員。

 

根津公子 - YouTube

 

思想に関してはちょっと理解していない点が多く、立ち入らない。

不起立問題は私も整理できていない。

裁判も続行中のようだ。 

 

別の点で、やり方が古いなと思った。

やり方=闘争スキーム。

1950年生まれの全共闘世代、闘争スキームもろ出し。

現役時の動画も2008年前後。

もろ出し闘争スキーム最後の時代じゃないかな。

00年代の終わり頃というのは、

闘争スキームむき出しの昔の左翼が現役で動けた

最後らへんの時代なのではないか。

 

2008年前後というのはネットも相当に浸透した

新しい時代であるような意識もあるが、

やはり2017年現在から見ると古い。

時代が進んで行っている。

 

こんな子供染みた物言い、小競り合いで

物事が解決する時代ではない。

今の左翼もこのあたりは解ってきているはず。

 

こうしたコテコテの左翼的闘争が

社会的に古い手法となってきたのは良いことだろう。

闘争スキームを持ち出すと、人間は成長できなくなってしまう。

教育に1番必要な部分だ。

 

しかし学校現場においては

個人レベルで簡単に報復合戦の心理に突入する人が多い。

これは人間である以上仕方ない。

 

しかし闘争スキームは一旦突入してしまえば、

教育的効果を生み出せない、関係修復不可能な

不毛の関係であることを、

学問かなにかを通してきちんと共有できる時代が来ればと思う。

 

2018/5/17追記

この記事の時点では、この問題をうまく説明出来ていないが、

思索の後に「教育は連帯である」という論理を軸に説明するようになってきた。

教育とは何か - 教育と思索