教員採用試験、不正の歴史

過去の教採では、

東京都、山口県徳島県、福岡市、大分県の5件で

不正が発覚したようだ。

加えて大阪府の臨時講師不正採用、

北海道と札幌市のマニュアル流出、

最後に大量の事前通知問題。

 

 

1.東京都

東京都のケース。

教育庁(教委)ルートだが、個人動機寄りか。

滝本春夫という東京都教育庁の音楽担当指導主事から漏洩。

1987.08.06 毎日新聞 東京朝刊

東京都教員採用試験の音楽問題を指導主事が後輩に漏らす

  

朝日の報道。指導主事は懲戒免職。その他18名に処分。

続報がないことから刑事には至らなかった可能性が高い。

試験は再試験になった。

1987年08月20日 朝日新聞 朝刊

東京都教員採用試験の「中学音楽」の問題が、事前に国立音楽大学立川市)での模擬テストにほぼ同じ形で出題された“漏えい事件”で、東京都教育委員会は19日、大学側に頼まれて模擬テストを作成した都教育研究所の滝本春夫指導主事(45)を地方公務員法違反(秘密漏えいなど)で懲戒免職処分にした。また、「試験問題の管理に手落ちがあった」として、採用試験の実施にあたった森久保啓二・検定課長ら2人を減給3カ月、4人を同1カ月、水上忠教育長ら6人を戒告、訓告・注意を含め計18人を処分した。

 

教委の職員が受験指導をしていた。緩い時代だ。

1987年08月20日 朝日新聞 朝刊

また、都教委のその後の調査で、滝本指導主事以外にも、頼まれて出身大学で受験指導をしていたケースが分かり、都教委職員が大学などで受験指導にあたることを禁じる措置を取った。

 

2.山口県

山口県のケース。教委と校長ルートの贈収賄

教委関係者、校長複数名が処分され、刑事裁判も行われている。

87~88年の不正が立件されたが、

規模はもっと大きかったのでは。

毎日新聞 西部朝刊 1990.12.26

 起訴されたのは山口県油谷町の無職、冨岡嘉弥容疑者(62)。略式起訴されたうち、教職関係は藤岡昭博・吉母小校長(53)(下関市)、来間幸蔵・山の田中校長(59)(同)、藤村明弘・大殿中校長(59)(山口市)、安光博良・小野田市教育長(60)(小野田市)の計四人。
 起訴状によると、内冨被告は八人の受験生の父母やその親類、仲介の教職関係者ら計十八人から昭和六十三年九月から平成元年十二月にかけて、現金計四十八万円、商品券計十六万円相当を受け取っていた。このうち冨岡容疑者は二回に分け計二十万円を贈賄。他の父母らの中にも、内冨被告が当時勤務していた県教委教職員課内で商品券を渡したり、同課前の廊下や県教委が入居する県庁一階ホールなどで現金入りの包みや商品券を渡したケースも含まれている。
 また、安光小野田市教育長は県内のホテルで、内冨被告に商品券を渡しており、立件された以外にも多くの仲介をしていた。このほか名前の出た校長らは、内冨被告と同じようなコースを歩いた県教委の“エリート教員”ばかりで、内冨被告の先輩に当たる。

 

読売新聞 1990.11.30 西部夕刊

 山口県の教員採用試験をめぐる贈収賄事件で、贈賄罪に問われている同県秋芳町秋吉、会社員竹内裕三被告(53)の初公判が三十日午前、山口地裁(中根与志博裁判官)で開かれた。竹内被告は、起訴状の内容をほぼ認めた。
 起訴状によると、竹内被告は、平成元年度の県教員採用試験を受ける長男の合格に便宜を図ってもらうため、昭和六十三年八月から十二月にかけ、当時、県教委教職員課長補佐だった山口市中央、前徳山教育事務所長内冨康隆被告(53)(収賄罪で起訴ずみ)に、三回にわたり計九十万円などを贈った。

 

3.徳島県

こちらは徳島県。教育長が合格者名簿をダイレクトに改ざん。

同時に管理職昇進の収賄も発覚。

1990年07月10日 朝日新聞 夕刊

教員試験の原簿改ざん 収賄の教育長在任中 徳島採用汚職

 前教育長らの贈収賄事件で揺れる徳島県教委で、収賄罪で起訴ずみの前県教育長松本冨夫(61)=徳島市南庄町3丁目=が在任中に教員採用試験結果の最終集計をまとめる書類が一部書き換えられ、受験者の成績順位が入れ替えられていたことが10日、教育関係者らの証言などでわかった。徳島県警は試験に情実が介入していた疑いが強いとみて松本教育長在任中の書類を分析して書き換えの事実確認を急ぐとともに、県教委関係者から事情聴取を進めている。

  

原簿は鉛筆書きだったようだ。この時点で組織的にアウトだと思うが。

1990年07月10日 朝日新聞 夕刊

 書き換えていたのは原簿の点数。一部の幹部がえんぴつ書きであることを利用して消しゴムで消して書き直していたといわれる。その結果、複数の受験者の順番が入れ替わっていたという。

 

後発の記事では知事が介入した疑惑を報じている。

1991年04月12日 朝日新聞 朝刊

教員採用で県知事が便宜依頼? 元教育長宅に報告文書 徳島

 

読売新聞 1991.01.23 東京朝刊

 教員異動と採用に絡み、高校長らから計四十五万円相当の金品を受け取ったとして、収賄罪に問われた前徳島県教育長松本富夫被告(62)(徳島市南庄町三)に対する判決公判が二十二日、徳島地裁で開かれた。虎井寧夫裁判長は「教育長室でわいろを受け取るなど、県教育界の中枢としての責任感に欠けた犯行で、県民に大きな衝撃と不信の念を与えた」として、懲役一年六月、執行猶予三年、追徴金三十一万五千円(求刑・懲役一年六月、追徴金三十一万五千円)を言い渡した。虎井裁判長は「人事に絡む贈答は、県教育界では長年の慣習で、被告だけの責任とするのは酷。県教育界全体が猛省を促されている」と厳しく批判した。

 校長には戒告処分。緩い。

1990年08月01日 朝日新聞 朝刊

教職員異動や教員採用試験にからむ贈収賄事件で、徳島県教委は31日、前県教育長の松本冨夫被告(62)=徳島市南庄町3丁目、収賄罪で起訴ずみ=に、校長への昇任が内定した際、「お世話になったお礼」として現金を渡していた同県立小松島高校の井上忠利校長(59)と同県立宍喰商業高校の住友博校長(59)を戒告処分にするとともに、2人から出ていた退職願を同日付で受理した。同県教委を舞台にした贈収賄事件では、松本被告をはじめ4人の逮捕者が出ているが、県立高校の現職幹部による事件が表面化したのは初めて。

 

教育長の他、教頭も逮捕されている。

1991年01月23日 朝日新聞 朝刊

判決によると、松本被告は同県教委管理課の高校人事を担当する主幹だった昭和61年3月、高校教頭への昇任を望んでいた名西郡石井町藍畑、前県農業大学校教頭岩崎永(ひさし)被告(55)=贈賄罪で公判中=から昇任の謝礼として、ネクタイピン(13万5000円相当)と仕立券付きワイシャツ1着(1万5000円相当)を受け取った。

 

逮捕者は4人とのことだが、他の2人は誰だろう。

校長だろうか。

この徳島の不正は報道が少ない気がする。

 

4.大阪府

大阪のケースは、教採ではなく臨時講師関係。

教育監(教委の上級役職らしい)と私立学校理事長の癒着。

これも個人動機寄りか。

2006.02.11 毎日新聞 大阪朝刊
大阪府:臨時職員採用見返り、元教育監に収賄疑惑--府警が聴取へ

大阪府教育委員会事務局のナンバー2にあたる教育監(61)=退職=が在任中、知人で大阪市内の学校法人元幹部の娘を臨時職員に採用させた見返りに金品を受け取った疑いが強まり、大阪府警捜査2課は11日にも、この元教育監と元幹部らを取り調べる方針を決めた。
 贈収賄容疑での立件も視野に入れており、府教委を舞台にした職員採用汚職事件に発展する可能性が出てきた。
 調べでは、元教育監は在職中の数年前、私立中学・高校を経営する学校法人の元幹部から、娘を臨時職員に採用した見返りに何らかの金品を受け取った疑いが持たれている。元教育監と元幹部とは長年の付き合いがあったという。

 

2006.02.12 毎日新聞 大阪朝刊
大阪府教委贈収賄:和佐容疑者、教育監室で採用要請 長年の付き合いで癒着

 大阪府教委ナンバー2の教育監だった和佐真宏容疑者(61)と上宮学園前理事長の小林昭五容疑者(75)が11日、大阪府警に逮捕された贈収賄事件。教育現場の模範となるべき2人の癒着が不正を招いたといえる。府教委は全府立高校の校長に対し、和佐容疑者から非常勤講師採用に関して口利きがなかったかどうか調査する方針を示した。

 

5.福岡市

大分県の事件が発覚する少し前に出た福岡市の不正。

直接関わったのは教委の理事と校長1名のようだ。

やはり教委の幹部、校長ルートは不正界隈ではメジャーな手法なのだ。

2007年01月12日 朝日新聞 朝刊
漏洩、問題原案すべて 理事、懲戒免職へ 福岡市教員採用試験 【西部】 
 福岡市教育委員会が昨年8月に実施した小中学校教員の採用試験が事前に漏洩(ろうえい)していた問題で、市教委は11日、中間報告を発表した。これまで、漏洩は2次試験の一部とみられていたが、実際には2次試験すべてだったことが判明。試験問題の検討委員会のトップである市教委理事が、受験者らを指導した元小学校長に対し、問題の原案を手渡していた可能性が大きいと結論づけた。市教委はこの理事を懲戒免職処分にする方針。

 

受験生への対応だが、詫び状で終わっているようだ。

1年後の大分県不正では補償問題で大揉めになっており、

今でも裁判が続いているのと随分差がある。

2007.01.30 読売新聞 西部朝刊
「(問題の)初期消火は済んだ」とする植木教育長だが、「市民に信頼してくれと言っても無理かもしれない。これからが大変」と信頼回復への道のりの険しさを強調。試験問題が漏えいした2次試験の受験者464人全員には、最終報告書とともに、わび状を送付するという。

 

福岡教育大の卒業生50名に配ったとのこと。

やはり地元の教育大をひいきするものか。

2007.02.08 読売新聞 西部朝刊

 市教委によると、桑野素行・元理事(60)(懲戒免職)は昨年7月中旬、福岡教育大の先輩の元市立小学校長(65)(自殺)に問題原案を漏えい。元校長は予想問題を作り、勉強会で同大卒業生約50人に配った。

 

直接関わったと思われる校長は自殺。

2007.02.05 読売新聞 西部朝刊
教員採用試験漏えい問題 不明の元校長自殺 福岡市の山中で

 福岡市立小中学校の教員採用試験漏えい問題で、市教委の桑野素行・元理事(60)(1月18日に懲戒免職)から問題の原案を聞き出したとされる元市立小学校長(65)が4日午前10時50分ごろ、同市西区金武の王丸山(標高約450メートル)山中で、遺体で見つかった。遺体の状況などから福岡県警は自殺と断定した。

 

判決で教委の元理事に有罪確定。

執行猶予ながら懲役刑となった。

1987年の東京都の漏洩では、刑事に至った続報が見当たらない。

かなり差を感じるが時代が厳しくなったのか。

2008.06.19 読売新聞 西部朝刊
教員試験漏えいで元理事有罪 福岡市教育長「信頼される市教委目指す」

  福岡市立小中学校の教員採用試験問題案が漏えいした事件で、地方公務員法守秘義務)違反の罪に問われた元市教委理事・桑野素行被告(61)(福岡市南区大橋1、懲戒免職)に対し、福岡地裁の吉田彩裁判官は18日、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)の判決を言い渡した。

 

このケースは学閥の不正であったようだ。

自殺した校長と理事は福岡教育大の先輩後輩の関係で、

漏洩先も福岡教育大の卒業生達である。

やはり地元教育大と教採の黒い関係、というのは一定真実なのだ。

 

この福岡県のケースは動機がやや見えにくい。

賄賂に関しては一応だが報道は見当たらない。

学閥の維持が回り回ってカネになるとかあるのかもしれないが。

 

このような手続きを校長と理事が1から立ち上げるだろうか。

慣習となっていた可能性を少し感じる。

 

本件は書面で配布してしまってるので

地方公務員法守秘義務違反で有罪確定となっているが、

2次、3次の面接時の情実コネ加点については

証拠が出にくく実際には現行法でほとんど裁けないと思う。

 

6.札幌市・北海道

内部文書のマニュアルが流出した。

犯人は不明のまま逃げ切り。

2008年04月10日 朝日新聞 夕刊

道教委でも流出 教員採用試験の面接官用資料、質問内容明記


 札幌市教育委員会が作った北海道教職員採用試験の面接官用資料が流出した問題に続き、道教委が01年に作った面接官向けの資料も流出していたことが10日、分かった。受験者への質問内容が記されていた。道教委は、過去に面接官を務めた校長らを対象に調査する。
 資料は「個別面接における面接員の発言要旨参考例」と「面接検査実施上の留意事項」。いずれもA4判1枚で「マル秘」印が押されていた。

 

2008年04月20日 朝日新聞 朝刊 北海道総合

96・97年分も流出 道内の教員試験面接マニュアル /北海道

道内の教員採用試験の面接官マニュアルが流出した問題で、道教委と市教委が共同で作成した96年と97年の採用試験のマニュアルも流出していたことが19日、わかった。
確認されたのは97年の「個別面接検査実施要領」と96年の「集団面接検査実施要領」。道教委と札幌市教委が作ったもので、A4判で全9ページ。「個別面接検査実施要領」の表紙には「マル秘」の印があった。外部からの照会で道教委が調査したところ、両方とも当時作成されたものと同じであることが確認されたという。

 

面接官マニュアルをめぐっては、札幌市教委が06年に作成した資料と道教委が01年ごろの採用試験で使った資料が流出したことが明らかになっている。

  

7.大分県

最後が2008年の大分県教採不正。

大分県の事件が圧倒的に大規模で報道も大量だが、

他の不正も報道以上に組織的であったと思う。 

 

8.事前通知問題

大分県教採の不正と同時に発覚した事前通知問題。

議員や教委・教員関係者等にだけ、

事前に合否を伝える裏システムが各自治体で大量発覚した。

詳しくはこちらを参照

 

 2008年07月25日 朝日新聞 朝刊

(×は受験者に合否が伝わる前に照会した人物に連絡。△は発表後、連絡したり照会に応じたりした。○は「そうした連絡は一切していない」。?は調査中)

 北海道 ×
青森  ?
岩手  △
宮城  ×
秋田  ×
山形  ×
福島  △
茨城  △
栃木  ○
群馬  △
埼玉  ×
千葉  △
東京  ?
神奈川 △
新潟  ×
富山  △
石川  ?
福井  ×
山梨  ×
長野  ×
岐阜  △
静岡  ○
愛知  ○
三重  △
滋賀  ○
京都  ○
大阪  ○
兵庫  ○
奈良  △
和歌山 ×
鳥取  ○
島根  ×
岡山  ×
広島  ×
山口  ○
徳島  ○
香川  △
愛媛  △
高知  △
福岡  △
佐賀  △
長崎  ○
熊本  ×
大分  ×
宮崎  ×
鹿児島 ×
沖縄  ○
指定市
札幌   ○
仙台   ×
さいたま ○
千葉   ○
横浜   ○
川崎   ○
新潟   ○
静岡   ○
浜松   ○
名古屋  ×
京都   △
大阪   ×
堺    ○
神戸   ○
広島   ○
北九州  ×
福岡   ○

※東京都、石川県は?となっているが、

後日調査で事前通知が発覚。

青森は解らない。報道を軽く探したが続報が無かった。

 

兵庫では高校入試でやっていたのが1991年にバレている。

1991年04月12日 朝日新聞 夕刊

兵庫県教委また衝撃 県立高校合否情報漏えい最高級幹部まで

検察審査会で不起訴不当まで行ったが、再捜査の末に不起訴に終わる。

1993年12月02日 朝日新聞 朝刊
県教委幹部ら再び不起訴 高校合否漏えい事件で神戸地検 /兵庫

調べでは、一九九一年三月の県立高校入試で、約二十校の約八十人の合否情報が事前に漏らされた事実はあったものの、長年の慣行で三人だけを処罰するのは不公平▽依頼者や漏らされた受験者名などが特定できない、などの理由から起訴猶予とした。

 

徳島でも上述の教採不正の際、事前通知がついでに発覚。

1991年04月12日 朝日新聞 朝刊

事件の中で、試験結果を事前通知する県議らの依頼名簿まであったことも判明。

時は遡って2008年、上記の朝日事前通知リストでは

幸か不幸か兵庫と徳島はシロだった。

前科組の山口県、福岡市、大阪府もシロ。

北海道はアウトだが、流出の発覚は同年度なので前科1犯扱いだろうか。

東京都は再犯ということになる。

 

9.70年代以前の不正について

1987年の東京都以前の教採不正は探せていない。(リサーチ不足もあると思う)

それ以前の不正に関しての社会状況から察するに、

教採も70年代までは不正しまくりだったと予想。

 

70年代までは、試験の不正は社会的に当たり前だった。

なのであまり事件化されなかったのだと思う。

昔は無茶苦茶やりたい放題だったのだ。 

 

で、80年代に様々なジャンルで不正発覚報道が激増して、

教委や関係者あげて折衷案を模索した結果、

事前通知スキームが開発され、これが導入されたと推測する。

 

このあたりは予想に過ぎないのだが、

昔の報道を数あたっていくと肌感覚で解ってくる。 

ちなみに校長昇任の汚職事件や、高校大学入試の不正などは

昔のものも比較的出てくる。

 

10.まとめ

というわけで、基本的には教委が中心で、

校長ルートや政治家ルートへと拡大される傾向。

学閥でのコネも実際あるところにはあるのだろう。

 

2次、3次の面接時の不正加点については一度も発覚していない。

証拠が出にくく、調査も事実上不可能に近い。

上述のケースは贈収賄や漏洩といった不正であって、

これらは面接以前の問題。

不正といえば、面接の不正が本丸であるのだが、

ここに切り込むのは難しいのだろう。

 

ベタに権限者ってのは暴走する。

制度ってのは、暴走を前提で設計されるものだが、

現実的には暴走の発覚後に、

後手でアップデートされていくのが実情だ。

 

教育行政は、地方自治と一般行政からの独立という

二重の仕掛けによってガラパゴス化している。

権限を分散してサル山の大将を量産するから暴走する。

 

教育行政の仕事は、可能な限り全てIT化して、

中央管理したほうがいいと思う。

 

雇用は飛ぶだろうが、その分人間を育成するリソースとして当てれば

社会と教育が上向くというのが私の考えである。