昔の熱中症
以前にも書いた。
熱中症の記事 1992年08月02日(朝日) - 教育と思索
続き。
熱中症が根性理論で扱われていた時代。
日射病、熱射病など呼称がバラついていた。
それにしても500人というのはすごい。
昔のイベントというのは無茶苦茶なものが多かった。
1933.07.03 毎日新聞 東京朝刊
富士山で演習兵約100人余が日射病で死傷、発狂
戦前の熱中症。すごい見出し。
軍事演習中、日射病に掛かり「日射病特異性の発狂」を起こし、
銃剣を振り回したり自殺を図ったりして7名が死亡した。
そういう発狂するような症状が医学的に認められているのかは解らない。
軍隊は学校のルーツでもあるので、
こうした非合理な組織対応が学校に受け継がれた部分はあるのかもしれない。