教員いじめ事件について

調査段階なので何ともいえないが、

身体攻撃に及んでいたようだ。

 

この点は特異である。

  

この令和の時代、

身体への攻撃というのは問答無用でアウトだ。

一撃で暴行、傷害罪という刑事犯罪になる。

 

30代、40代にもなる大人なら

誰でも知っている。

 

普通の表社会で働く人間には

初歩の知識だ。

 

パワハラやセクハラのあいまいな境界、

という話ではなく 

傷害は完全に一線を超えた話だ。

 

なぜ傷害まで至ったか?

私はこの心理に「いじめ」の本質が見える気がする。

 

彼らも身体攻撃が一発アウトだというルールは

解っていただろう。

知らないはずがない。

 

その前提で、なぜ傷害に及んだか、が重要である。

 

なぜ傷害にまで至る心理が生まれたか?

いじめの本質がここにある。 

 

おそらく集団心理とか

正常性バイアスとか

そういう認知の抜けのような話が見えてくるだろう。

 

これは大人、しかも教員が起こした

立派な刑事犯罪だ。

究明されるべき動機が十分にある。

 

そして究明に向けてのエネルギーを

社会の側が蓄えている。

社会が強く怒っている。

 

こうした究明への動機から

教委は逃げられないだろう。

 

徹底調査してもらいたい。