仮想通貨とICO詐欺と教育

今年は毎日欠かさずビットコインデイトレ

 

仮想通貨関連のツイッターアカウントを持ってると

ICOやクローズドコミュの勧誘が多数来る。

100%詐欺。

 

で、彼らの常套句は、儲かる〇〇「教えます」なのだ。

つまり教育、指導をしますということだ。

 

この詐欺師が使う「教えます」という言葉に

以前から違和感があったが、そこに教育のヒントがある気がしていた。

 

投資詐欺のターゲット層は情弱だが、

彼らは多分、教授行為が無償の関係で成立すると

本能的に理解、期待している。

だから「今すぐこの方法で100万手にして下さい!」みたいな詐欺宣伝が

伝統的に普及している。

 

現実はそんなはずはない。対価が必要。

情弱層といえども思考の上ではなんとなく解っている。

 

矛盾するようだが、人というのは指導を受ける際、

上記2つの思考を同時に持っている。

無償指導の期待。

対価の必要性。 

 

無償指導の期待、というのはなんなのだろう。

多分原始的に教育は無償が基本で、

報酬は集団拡大の方向に期待されたのではないか。

そのなごりか。 

 

そう考えると、コミュニティ化、ショボい仕手化したがる

ICO詐欺界隈は、人間の原始的な教授思考にフィットした

ビジネスモデルを描いていることになる。

投資詐欺全般にこういう傾向があるな。

 

DMM英会話をやっていた時、

やたら先生を評価したがるユーザーが散見された。

ユーザーが書く先生のレビューみたいなのがあって、

あれは斬新だった。

 

マウンティング欲求と抑圧に耐えられない

師弟関係で発生するストレスの顕出かなとか思ったが。

 

進化論で語れば、師弟関係という教育形態は比較的歴史が浅く、

コミュニティ化を目指すような無償教育のほうが

脳の認知的にはプリミティブなのかもしれない。

先生をガンガンチェンジしていけるDMM英会話は、

その点面白い教育形態だ。

 

話がまとまらなくなったところで終了。