2020-01-01から1年間の記事一覧

指導の範囲とは?

学校における指導というのは曖昧な言葉である。 最近出た微妙な判決。 『犯罪だ』『名誉棄損だ』教師が叱責した翌日、生徒が自殺…「指導は不適切」 指導死訴訟・控訴審判決に遺族涙(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース 2013年3月、北海道立高校に通…

ノート「この割れ切った世界の片隅で」を読んで

Newspicsで動画を見てたら話題になってた記事。 ウィークリー落合の動画では 山邊鈴(高校生、記事の作者)の出演時間が短く、 噛み合わない話で終わってた。 noteの概要は落合が動画内で言ったように 地方脱出の(途中)話である。 この子は現役高校生、よ…

法律上、共産党員は教員になれない?

個人ブログソースだが、長年の疑問が解決した。 地方公務員法第16条5 学校教育法第9条4 教育職員免許法第5条7は、 下記のように欠格条項を定めている。 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主…

「菌扱い」は間違っているのか?

菌扱いについて - 教育と思索 以前のエントリ。 コロナで今、世界が菌(やウイルス等)を考え直している。 ここでは教育と菌扱いについて。 子供の「菌感覚」というのは、 生存戦略で必要だったのだろう。 「菌扱い」は、人間の歴史の中で 遺伝戦略的に獲得…

教育的な観点から、給付金が明らかに間違っている理由

・特別定額給付金 全員に10万円だが、 子供分は別の名称を設ける必要があった。 10万円は子供に渡していい金額ではない。 子供にいくら渡すか、各家庭で絶対に揉める。 そして家庭ごとに差が出てくる。 教育援助金などでいいから、 別の名前を付けるべきだっ…

コロナと教育、地方自治の病

コロナ禍に至り、 地方自治の脆弱性が露呈しまくっている。 もはや教育行政と地方自治は病である。 休校長期化で教育格差が生じる懸念 学校からは「もう限界」と悲鳴も - ライブドアニュース 限界を演出してるのはお前らだろうと。 教育行政の独立や地方自治…

大川小学校の事件、遺族側の勝訴確定

上告を退ける判決によって2審で確定。 争点は防災体制の不備。 以前にも書いたとおり、 学校と判決の積み上げは 職責のラインを引いていくことなのだろう。 我々はその過渡期に生きている。 1点、ぼんやりと頭にうかび 胸が苦しくなることがある。 訴訟に…

東京医科大学の訴訟に関して

面白い判決が出た。 NHKニュースより。 東京医科大に受験料返還義務の判決 東京地裁2020年3月6日 15時32分 不正入試が明らかになった東京医科大学に対し消費者団体が不合格となった受験生に代わって起こした裁判で、東京地方裁判所は受験料の返還義務を認め…

神戸市立東須磨小学校いじめ問題の報告書

神戸市立東須磨小学校のいじめ問題について。 以前の記事で、なぜ傷害レベルまで ハラスメントが行われたか?と考えた。 調査委員会の報告書で、なんとなく解った。 https://www.city.kobe.lg.jp/documents/31810/chousahoukokuyonogaiyou.pdf 結論から言う…

公務員の隠蔽とテクニックについて

公務員と色々関わったが、 彼らは簡単に隠蔽をしてしまう。 なぜか。 見聞きして解ったが、罰則が緩く、 調査も緩いのだ。 罰則が緩いとどうなるか。 発覚のリスクと隠蔽のリスクを天秤に掛け始める。 隠蔽リスクのほうが軽いので、 隠蔽をやってしまう。 公…