大川小学校の件での遺族と学校の関係

時間が掛かっている裁判だがちょっと驚いた。

原告と被告の関係が悪化しているのはニュースで知っていたが、

判決後「学校・先生を断罪!!」と書かれた紙が遺族から提示された。

 

・同じ狭い地域で暮らし被害に遭った相手に「断罪」と言う表現を使うこと

・当時校内に居た先生は11名、うち10名が津波で亡くなっていること

・当時の大川小学校は津波で当然壊滅してしまったこと

・「県・市・教委」ではなく「学校・先生」を民事で断罪なのかということ

 

どういう経緯があったのかまだ解らないが、

ここに教育行政、学校、地域の関係における非常に重要な本質が隠されているように思う。

 

また集団訴訟に加わらなかった遺族が半数以上のようで、

しかもそのケースだと賠償金は貰えない(未確認)らしい。

教育実習中のパワハラやセクハラ

※2019/7/8 訪問者が多いので追加で記事を書いた。

教育実習でパワハラやセクハラに悩む学生へ

 

 

教育実習生の3.5%、教員からセクハラなど被害
2016/8/25付 日本経済新聞 夕刊

 教育実習生が実習先の学校の教員から深刻なセクシュアルハラスメントパワーハラスメントを受けるケースがあるとして、内海崎貴子・川村学園女子大教授(ジェンダー平等教育)らの調査チームが24日、札幌市で開かれた日本教育学会で実態を報告した。

 チームが昨年、関東地方などの大学に在籍し教育実習を終えた学生594人(女性501人、男性93人)を対象に実施したアンケートでは、3.5%に当たる21人がハラスメント被害を直接受けたと回答した。

 

教育実習生の3.5%、教員からセクハラなど被害 :日本経済新聞


3.5%という数字は大きい。

教員は100万人前後いる。

なので教員で3万5000人がハラスメントを受けた自覚がある計算になる。

現職でない人も含めるともっとか。

しかも実習の2、3週間である。

異常な数字ではないだろうか?

具体的に問題なのは

人間関係はとりあえず実務をこなしてれば、当然実務面ではうまくいく。

問題なのは、人間の人格。

合うか合わないか等色々あるが、思うのは

パーソナリティ障害的な人格に気をつけていれば

かなりトラブル回避できるのではないかということ。

より具体的には、ボダ、自己愛、双極の3つに注意することか。

発達障害の振る舞いとかはこの3つに比べれば害はほとんどない。

むしろ発達障害的振る舞いに自己愛を差し込むタイプの人を寄せ付けるので、

そういう面で問題か。

対策について

★サイン

初期段階ではmanipulativeであるかどうかを見抜くのが重要。

学問的には不治。

罠 演技 助言 タゲ認定 敵か味方か

取り巻き 操作的 引き込み 0か100

承認欲求 嘘 嫉妬 見栄 暴言 非論理的

 

★弱点へのつけ込み

心の傷 劣等感 罪悪感 立場など

 

★対策

従来の人間関係の作り方とバッティングしないようにすることが重要。

①存在を消す

②不要な伺いを立てない

③堂々と言う

④閉鎖環境に注意

1は短期関係で有効

2は従来の関係への影響を考慮すること

やはり3が有効。その手の人は反撃可能性の有無を観察しているっぽい。

今回の指導教員には最後の2日3日前でようやくズバっといくつか言った。

すると拍子抜けするほど気弱な反応が返ってきて、その後の関係も変わった。

このパターンはもう自分の人生で何回あったか解らない。


生徒と接していると奇妙なエネルギーや寛容さが出てくる。

これで、少々のことはOKとしてしまい、別件の問題を複雑化させてしまうのかも。

この生徒からもらうエネルギーは使い方を考える必要がある

多分教員の過労死とかもこの線ではないか。

特定の問題には特定の対処をきちんとすること。

ジェネラルに解決していこうとしない。

過去うまく行かなかった人達はパーソナリティ障害かも

今後上の立場の人がボダというパターンは減ってくるはず。

しかし必ずボダ傾向を示す生徒と遭遇するだろう。

きちんと線引することが相手の利益にもなるはず。

 

パーソナリティ障害の概念が随分整理されてきているように思う。

00年代中盤までだとこのあたり情報の入手もなかなか難しかった。

心理学や精神医学は社会に有用な概念を与えてくれているように思う。

ウィキペディアが物凄くわかりやすくなっている。

パーソナリティ障害のうち、演技性、境界性、自己愛性などは相関関係があるっぽい。

一度主観で整理してみると、

 

①今回の実習の指導教員(女性)・・・境界性

②2015年初頭の仕事関係・・・境界性

③2014年初頭のドミトリーで相部屋だったうちの1人・・・自己愛性

④これと同時期の1人(女性)・・・境界性

⑤2010年部活のメンバーA・・・うっすらとした依存性~境界性 自己責任も多い

⑥2009年部活のメンバーD・・・自己愛性

⑦2008年部活のメンバーC(女性)・・・お互いの未熟さ

⑧2008年部活のメンバーE(女性)・・・お互いの未熟さ

⑨2008年部活のメンバーF・・・自己愛性

⑩2008年部活のメンバーG・・・お互いの未熟さ

⑪2007年大学のメンバーM,K・・・お互いの未熟さ

⑫古い友人の1人・・・自己愛性

 

未熟さというのは経験不足で、知ってるか知らないかの問題だったりする。

で、知ってる知らないだけで価値観が衝突したりする。これは次第に解決する。

問題なのが境界性と自己愛性。依存性を入れると少し面倒なので置いておく。

 

境界性、自己愛性共に、独特の依存と侵襲の性格を持つ。

ここをきっちり線引してブロックすべきところはブロックする。

受けでやってきた自分には、今これが求められているのかも。

 

 

もう一度実習の反省

実習の反省点および改善点

指導教員とのトラブルで1つ焦点を見落としていた。
多分境界性パーソナリティ障害、俗にいうボダ傾向があったということ。
ボダと関係を作るのは元々難しいのでボダが原因で終了としたいのではなく、
もう少し詰めて考える必要があるということ。

多分、私はいわゆるタゲにされやすい。

今回自分がどうにかできた点は、半分無理やり予定を聞き出すことだった。
もう1つは受けすぎた=依存される隙があったこと。
対策はハッキリ言うということ。

ボダは依存傾向がある。ハマりこませてしまう自分の性格は問題である。
自律できない人という表現を以前使っていたが、
その一例がボダという説明になるか。
「もたれ」が必要な人というのが世の中にはいる。これボダはここが過剰である。

ボダの逆は同じ実習生だったKか。
彼女とは非常に相性が良かった。
責任の線引が明確。ちょっと寂しいくらい依存してこないという感じ。
こういう性格の人と合う。

ボダの依存心は、もたれやすい関係を無意識に求めている。
依存できる構造への嗅覚が異常に鋭い。

今回や前回、前々回で「顔を立てようとする」というのがあった。
これも良くないようだ。
多少キャラを崩してでも、もたれをシャットアウトする姿勢が必要か。
ここには持たれる壁はない、と。

結局連続的にもたれられるようになり、
私の不全性表出に繋がり、
その表出(怒りなど)がストッパーになるというパターン。
これは問題表出してからの解決なのでかなりコスパが悪い。

教採

2つ教採の1次を受けてきた。

感想、意外とレベルが低い。特に一般教養と教職教養。

倍率5倍までならテキトーな勉強で乗りきれるといった感じ。

それ以上は1ヶ月以上の勉強を固めて行う必要ありという印象。

 

専門は英語。

現在TOEIC900手前あるが、英語教員の平均はこれより大分低い。

教採受験生は若い層が多いが英語力は微妙っぽい。

なので問題ないのだが、形式慣れに問題あり。

自治体ごとに作問しているので専用対策みたいな概念が成り立つ世界。

地域にある予備校に強みがでる。こういうの嫌い。

 

学校教員の学力ポテンシャルは生徒を圧倒するほど高くない。

この前提はあまり共有されていないのではないか。

 

リスニング、これはちょっと腹が立った。

形式が特殊で初見では解けない。

共同出版から出てる過去問にはCDが付属していないし、

スクリプトも載っていなかったのでどうしても初見回答になってしまう。

過去問が公開されていない。

またされていてもリスニングの音源やスクリプトがあるのかどうか

ちょっと良くわからない。

現地まで行かないとダメ、または判断つかないみたいなケースが多い。

結果予備校に在籍してるかどうかで差がつきがち。

  

これで配点大きそうなリスニングの大問1つ丸々落とした。

ここの自治体は英語の配点が大きいので落としたかも。

もう1つは例年のボーダーっぽいので受かってると思う。

 

一般教養と教職教養は問題なし。

これまでの貯金、単位取るための勉強、普段の興味の範囲での勉強、

直前の1日2日の勉強だけでどうにかなったっぽい。正直無勉に近い。

当然手抜きすぎなので知識の抜けが多いが、

これでボーダーより1,2周り以上取れているようだ。

うーん、なんだか。

 

実は教採をどうしようか迷っている。

今、仕事が順調だからだ。率直に収入が激減してしまう可能性がある。

だから非常勤を考えていて、2次どうするか未定になっている。

情報の免許も取りたい。実習が終わって以来、毎日学校に戻りたい。

そこまで勉強する意欲がない。不完全燃焼事項が多い。自分の責任なのだが。