円周率は3、ゆとり教育、老害について
アクセス数が多かった円周率は3の記事に追記してみた。
しかしこの話は一筋縄ではいかない。
市民が悪ノリしている面がある。
ゆとり教育批判というのは、世代間抗争でもある。
マスでは、上の世代は下の世代を「甘い」と認定したいようだ。
これはまあ、解らんが、
処理しきれなかった自己愛の反照だろうか。
で。資本主義ってのは当然、その自己愛のくすぶりを知っている。
オヤジオバハン達が若者批判したくて噴出しそうなエネルギーを
金銭的ドライブへと近づける。
若者批判に、一定の市民が悪ノリしてくることを想定しているのだ。
教育系の私企業のメイン戦略の1つだ。
他にも、例えば高級品のマーケティングは、
その悪ノリした後のリバウンドのサヤをかすめ取るようなものも多い。
マヌケなのは、そうした事情を1番憂慮するべきだった公教育側が、
ゆとりという語の使用で字面の揚げ足を思い切り取られたことだろうか。
悪ノリおじさん、悪ノリおばさんが大集合することになってしまった。
ゆとりという語支点から、
市民の若者批判欲求エネルギー集めておもくそレバレッジを掛け
ごっそり利ざやを頂いた後うまく手仕舞い。
最近相場のことで頭がいっぱいなせいで、こういう表現ばかりになってるな。