NHKスペシャル #失踪 若者行方不明3万人

NHKスペシャル | #失踪若者行方不明3万人

 

放送は2ヶ月前。

座間市の事件をきっかけとした制作。

若年者の失踪がテーマなのだが、

実際はSNSの出会いが焦点。

SNSを通して、女が男の家を転々しているといったもの。

 

Nスペにしては表層的な構成と感じた。

未成年の特集かと思いきや、成人女性も出てきて

男の家を転々として性被害を受けたみたいになっててイミフ。

 

これは、失踪とかではなく

男と女の問題、家庭の問題だ。

 

過去になかった問題とされていたが、いつの時代にもある話。

携帯が普及した2000年頃から既に似た話はあった。

広義には通信手段が出現するたびに出てくる問題だ。

 

重要なのは、男と女についての教育だ。

男と女を、社会は語れない。

個人差が大きいため。

本音で語る大人が周りにいるかどうか、

これで偶然に教育機会が決まってしまう。

 

本音で語る大人がいなければ、

商業主義のうさんくさいメディア主導で価値観の形成が進んでいく。

資本主義下での囲い込みを前提とした、

消費ありきの男と女、というしょーもない価値観である。

 

商業主義から離れたNHK、このメディアこそが

男と女の問題を本音で掘り下げていくべき。

 

個別の教育という話だが、こうした教育は

まさに子供が現場で対面する大人の、性的成熟に掛かっている。

思春期を超えた人間ってのは、目の前にいる大人の

性的成熟性を観察して言葉を語る。

 

 

ハローワークに行ってみた

ここ半年ほど仕事が忙しく、

コンビニ等以外、月1しか外出できていない。

 

久々に外に出て、近くにハローワークがあったので行ってみた。

 

職員がヒマそうだった。

来訪者はちらほら、若者が多いなという印象。

人は少ないものの、就職相談等サービスはなかなか充実している。

 

端末のシステムは操作が解りやすく、出来はそれなりに良い。

あの端末だけもっと街中に設置しまくれるような。

スペースはなんかいい感じの場所。

もっとなにかコミュニティ化を図れるような気もするが難しいだろうか。

青少年会館の役割か。

 

レアな情報系の資料があった。

90年代後半~2002年ぐらいの教育用VHS、ソフト。

棚に並べてあったが、その上に掲示用ポスターが貼られてて

誰も気づかないような状態。

ワードエクセル等の教材のようだった。

エクセルのマクロを学習するための教育用パソコンソフトもあった。

あの手のマニアになりそう。

様々なのが大量にあったが、いくら掛かってどれほど活用されたのだろうか。

パワハラいじめ、ヘイトスピーチ、統合失調症、極左過激派の類似点

日大アメフト事件について④ パワハラやいじめの本質

 

上記でパワハラいじめの本質について考えた。

キーワードは

①快感目的化

②習慣化、生活化

精神安定剤

である。

 

多分、これはヘイトスピーチについても当てはまる。

差別主義者にもいくつかレイヤーがあるが、

とりわけ思想色と離れた人達、ぶっちゃけ統失方面レイヤーでは

こうした快感目的化したヘイトが、

精神安定剤となって生活化していくパターンが見られる。

 

↓こういうのもそうではないか。

 

www.youtube.com

 

極左過激派にもこういう傾向があるが、

複雑怪奇なぐちゃぐちゃ論理で盾を作るので一見難しい。

 

腹腹時計 - Wikipedia

>左翼的ないきがりを一切捨てる。

 

山岳ベース事件の森恒夫なんかも、

快感化、精神安定剤化する持論の自己トラップにハマったのではないか。

いきがりの快感と自己矛盾に飲まれたというか。

 

改めて、共通して言えるのは発話自体の快感化に飲まれていくこと。

この「発話自体の快感化、精神安定剤化、生活化」の危険性について

もっと考える必要がある。

発話である故、他人を巻き込みながら暴走する。

 

毒親と録音

ITの展開、そしてスマホの登場は教育に革命をもたらす。

その重要要素に録音がある。

スマホで録音の手軽さにブレイクスルーが起きたと言える。

 

親と子供の言い争いを録音して、

三者がきちんと評価するようなセラピーセッションの需要はないだろうか。

 

日大アメフト事件について⑤ パワハラやいじめを指導手法として扱うこと

日大アメフト部の事件 教育とスポーツについて

日大アメフト事件について②

日大アメフト事件について③ シゴキと快感

日大アメフト事件について④ パワハラやいじめの本質

 

④ではパワハラやいじめの本質について考えた。

得られたキーワードは、

①快感目的化

②習慣化、生活化

精神安定剤

である。

 

パワハラいじめが教育手法として採用されることがある。

このような手法は、上記キーワード的な暴走が起こりやすい。

一方で伝統的手法とも言える。

 

手法化して採用するなら、相当に高度な制御体制を組まないと

上記①②③によって目的が内的に崩壊を起こす。

 

普通の組織でこれを扱うのは無理なのではないか。

 

毒親なんかが無意識にパワハラいじめ化しているようなのは、

言うまでもなくアウトである。最初から制御できていない。

こうした毒親の見えない不幸に苦しむ子供がいる。

スマートホームバイス等によって、

発話の評価が出来る時代が来ることを望む。

幼児虐待とSNS、スマートホームデバイスの可能性

死亡の5歳、ノートに「おねがいゆるして」両親虐待容疑(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

虐待に関しては、ツイッターなどSNSで強い反響がある。

この反響はこれまでなかった、新しい外的な解決、圧力である。

SNSの筋は大きな解決策へと発展できる予感がする。

ITの教育貢献は計り知れない。

 

問題なのは内的な問題、当人たちのクローズドな生活である。

おそらく、これはパワハラやいじめの本質と同じ構造がある。

快感目的化、快感の習慣化、精神安定剤化といったところ。

 

内的なこれらの問題を外化、

つまり見える化、指標化できる技術が出現しないだろうか。

もしかしたら、スマートホームバイス

こういう可能性が期待されるのではないか。

日大アメフト事件について④ パワハラやいじめの本質

日大アメフト部の事件 教育とスポーツについて

日大アメフト事件について②

日大アメフト事件について③ シゴキと快感

 

今回の事例を元に問題の本質を考えていた。

自分の中で思索が深まってきた。

 

前回で、上位に立つ快感と制御について考えた。

人より上位に立つと、快感で感覚が麻痺してくる。

よほど訓練を受けてもこの制御は効かない。

快感に負けてくる。

ベタに権力の暴走だ。

 

いくつか構図が見える。

 

①手段が快感目的化する

 

人を使用するのは目的があるからだ。

試合にかつ、業務をこなす等。

パワハラだと、出発点は業務目的なのだろうが、

しばらくすると人を使う快感で感覚が麻痺するのだろう。

ここからいじめの領域。

ちと語義がまだ未確定だが。

この麻痺状態になると、人というのは様々なバグが起こる。

 

 

②快感の習慣化、生活化をめざす傾向

 

本質がもう一点、快感は習慣化を目指す傾向がある。

いじめの快感を持続したい、となる。

なぜか?

いじめによって麻痺しながら得られる快感は、

役割としては、生活の中の精神バランサーとして期待される。

いじめ自体が精神安定剤のような役割になる。

複数ある生活の軸の1本というか。

バランサーということは固定性を目指すものである。

 

 

本質のキーワードが得られた。

①快感目的化

②習慣化、生活化

精神安定剤

 

事件化したケースは、こうした視点で

検証を積み上げるべきなのではないか。

社会はどうもマウンティングの快感という議題を

避けているようにも思える。

 

 

教育としていじめやパワハラ、セクハラの監督を考えたとき、 

①快感目的なのか、②生活化をめざしていないか、

精神安定剤化していないか、

を十分に注視する必要がある。